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ぬるい懐古オタクがだらだらと語るだけ。

進撃ファイナルシーズン再開前に心構えなど

進撃のファイナルシーズンが再開するので、その前に色々書き残しておこうと思います。進撃に関しては、はまった過程をリアルタイムでポストしていたので、思考の変遷が目に見えてわかり、自分用メモとしてすごくお役立ちでした。

 

まずネットフリックスでは進撃のファイナルシーズンのPart 2 が見られないみたいです。ガーン。

で、見られるのは、Hulu, Crunchyroll, Funimationの三択。

Huluに復帰しようかと一瞬思ったのですが、今回はFunimationを試すことにしました。ちょうど平家物語を見たかったので。

ガンダム系はCrunchyroll一択なんですが、Crunchyrollって他に比べて値段がお高いんだよね…。

でもNetflixは解約しないことにしたので(ドラマが見たい)、代わりにNew York Timesを解約しました。

にしても、New York Timesを解約してFunimationをサブスクライブするなんて、ダメな大人まっしぐらだ。(少なくとも、教員としては、もうダメ人間すぎる…)

だいたい、薄給なのが悪い。

 

ファイナルシーズン パート2の一番の注目点はやっぱり、地ならしの描写ですかね。

人類虐殺を必要悪(つまり、悪ではあるけれど必要な策、「仕方がない」ものとして肯定する)として描いていることの問題点は今までこのブログで書き散らかしたので、今はちょっと控えておきます。

ラムジー君が残酷に踏みつぶされるシーンはアニメで原作通り再現するのは無理じゃないかな。特に放送はNHKだし。ただね、アニメで描写をマイルドにして人類虐殺の罪を曖昧にされるのがすごーくイヤ。

ここまで来たからには虐殺の残酷さをちゃんと描いてほしい。でないと、視聴者にはわからないでしょ。(ハンジ推しの私としては、ハンジが命を捨ててまで訴えたことを無碍にされたくないし、ジャンやミカサが大切な仲間のエレンを殺すというプロットを正当化する必要があるでしょうに)

世界の破壊の詳細を省くことで虐殺を物語装置化させることが可能だけど、進撃ではもうその手を今更使えないし。というか、原作者様がそれを拒否したので。(以前のエントリーで書いたので、以下ご参照)

 

banana-snow.hatenablog.com

 

 

正直に言うと、ファイナルシーズンの監督さんとはイマイチ感覚が合わないので、エレン&イェーガー派に寄り添った描写になるのではと思っています。以下その例:

1.ハンジがエレンと牢で対面したとき、ハンジの演技がかなりきつい口調だったので、エレンとハンジの対決を印象付けたいのかなと思った。そして、ハンジがエレンを追い込んだと強調したいのかなぁとも。(原作を読んだときは、私はハンジが困惑しているようなトーンだと感じたので)

2.フロックが「エルディア帝国」と言ったときに、ハンジが「エルディア国」とわざわざ訂正したセリフがカットされた。これは非常にがっかりしたよ。このセリフは、イェーガー派が帝国主義者で、ハンジがそれに反対している(穏健派?)ことを示している重要なセリフなのにね。

 

あと、ナイルの良さが結構消されているのは悲しいなぁ。(ナイルめっちゃ好きなんよ)ヒストリアが妊娠した時、立派な兵士だったとかばってくれたセリフが省略されていた。あと、原作読んだとき、エレンが脱走したときにハンジの責任をきつく詰めたのはナイルじゃなくてローグだと思ったんだけど…。(ただ、ナイルという解釈もありかと思う。友人であるエルヴィンに対してもきつく詰め寄っていたからねぇ。)

 

にしても、本当にハンジの最期を見たくない。

しかもあの最終話だと虐殺された無辜の人々は無視されて、人類を虐殺したエレン(というか作者様のエゴ)だけに寄り添った結末だもの。大好きなキャラがひたすら批判されて(劇中でも劇外でも)、そのまま死に向かわせられたのが悲しい……。しかも、虐殺がダメだという至極まっとうなことを言っただけなのに。それがまっとうに聞こえない世界(観)はやっぱり歪んでいる。

ハンジさん、生きて返してよ。

 

全然心構えができていない!

 

はあ、こんな精神状態でアニメ見られるのかなぁ。

 

(追記:Funimationがめっちゃいい。オタク仕様だ…)