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ぬるい懐古オタクがだらだらと語るだけ。

ナナミン (アニメ「呪術廻戦」 Ep. 42 [S2 Ep. 18])

ここ最近は仕事がすごく立て込んでいて、朝から夜中まで仕事に追われて、ストレス満載な日々で、心身ともにボロボロ。やっと感謝祭の休みで、一息ついた木曜日、料理しながら、呪術廻戦を見たんですけど……。

こんなボロボロの私にあのエピソードはもう勘弁してくれ。傷口に塩を塗り込まれたみたいだ。

ナナミンが…。

 

(以下ネタバレあり。私はただのナナミン推し。察してください…)

 

呪術廻戦ってなんだかんだ生き返っているから、ナナミンも楽観視していたところがあるんですよね。

ジョウゴの炎をがっつり受けていたけど、禪院のジジイみたいに死が示唆されていたわけじゃないし。

今回、ナナミンはもう復活しそうにないレベルでの死に方で、めっちゃダメージを受けました…。火傷した段階で硝子のところに行って反転術式受けていれば助かったはずなのに。しかも伊地知さん連れて行ったんだから、彼女の居場所わかっているんでしょ。

伏黒君を助けなきゃって思っていたんだろうけど、こんなボロボロの体で彼を助けにいっても無駄死にだし、いったん退いて体を治してから、生存者を助けに行くべきだった。まあ、もうそういう正常な判断力を失くしていたということなのかねぇ。

 

彼の「疲れた」という言葉が一番胸に響くなぁ。私も疲れたよ、ナナミン。私もやりがいという曖昧な言葉で、ライフワークバランスのかけらもない仕事で、安い給料でこき使われて、上の連中からは認められなくて、もう疲れた。私もマレーシアの海辺に家を建てて、積読のままの本を読んで暮らしたい。

ナナミンの気持ちが手に取るようにわかる。

 

ナナミンの自己肯定感の低さが辛い。

ナナミンのこと、よくやっているって褒めてくれる人がいなかったのかな。自分に厳しいナナミンは、仮に周りが言ってくれても納得できなかったのかもしれないけど。誰が言えば納得できたのかな? 死んだ灰原に言ってほしかったのなら、生きていることに絶望していたのかもしれない。

真面目で責任感のあるナナミンは呪術師はやっぱり向いていなかったのかも。

五条ぐらいにちゃらんぽらんだったり、日下部ぐらいに無責任なほうが向いているのかねぇ。(でも、それじゃあ死地に送り込まれる生徒を守ってくれる大人がいなくなる、という絶望が…)

 

呪いになることを心配しつつ、虎杖君に後を頼みます、と遺言を残したんだけど、最後まで若い学生の未来を案じていたナナミンは本当に真面目で優しい。遺言くらい好きにしたらいいよ。

確かに虎杖君にとって重い言葉になるけれど、それを糧に成長するべき。虎杖君は宿儺による虐殺という重い十字架を背負ってしまった上に、ナナミンの遺言まで受け取ってしまったのは可哀相だけど…。

ただこの遺言が呪いになるのか、虎杖君を成長させる糧になるのかは、今後の話の展開次第ですかねぇ。ナナミンの死を無駄にしてほしくないな。

 

ツダケンさんのお声はもともとめちゃくちゃ好きなんですが、今回の演技がもう迫真の演技で、泣けてくる。ナナミンのCVがツダケンさんでよかったです。でも、悲しい。

 

 

にしても、呪術師って結構な死亡率? 調査兵団に並ぶ死亡率の高さだな…。

 

ところで、なんで「いたんですか」「いたよ、ずっと」(七海と真人の会話)がダブっているの? なんというか無駄だよね。些細なことだけど、構成の悪さが気になるな。

後半部分も、ジョウゴがいたから、過去にさかのぼったエピソードなんだよね? 時間経過がよくわからないな。(これは今回に限ったことではないんだけど)

「渋谷事変」編の作画はバトルシーンが多くて大変そう。スタッフの皆さんの待遇のひどさが色々漏れ伝わってくるけど、改善されることを強く願っています。

S1に比べて、S2は演出の統一感のなさが気になるけど、クオリティのためにスタッフの方の待遇を犠牲にしてほしくないから、本当になんとかしてほしい。(クリエイターの方はクオリティを追求したいだろうから、辛いんだろうな。気持ちはよくわかる…。)

ところで「渋谷事変」の劇判はいい感じだ!(S1よりも出来がいいと思う)

 

ナナミンがいなくなって、「呪術廻戦」を見る動機が一つ減ってしまった。

見届けたいとは思っているけど。

 

 

以下自分用メモ:

進撃の最終編を見た(書く)

すずめの戸締りが配信されたので見た(書く)

「君たちはどう生きるか」を夏に見た(書く/もしくは北米公開を待ってから書く?)