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ぬるい懐古オタクがだらだらと語るだけ。

進撃のファイナルシーズン完結編後編のリリースは11月4日!

アニメ「進撃の巨人」のファイナルシーズンの完結編の後編(長い!)が11月5日11月4日にオンエアーが決まったのか! クランチーロールではいつ配信されるんだろう? 日本とあまりタイムラグなくリリースしてほしいけど、前回は2時間差とか言っておきながら、半日以上待たされたからなぁ。

 

ようやくPVを見たんだけど、アルミンとエレンの会話にかなり修正が入りそうだねぇ。

マーレ編の構造自体が歪であるため、会話を修正したところで、小手先の変更にとどまるだろうし、大筋は変わらないと思うけど、会話のどこに修正を入れるのか気になります。

エレンが「自由の奴隷」だと自他ともに認めるというのは、微妙な変更だねぇ。

まあ確かにエレンが自由の奴隷だというコメントは、ファンの間で見聞きすることがあるし、原作者の諌山先生もエレンは物語の奴隷だと仰っていたと聞いたことがある。

ただ、そもそもエレンの原点は、奴隷(自由がない状態)であることを否定し、自分のやりたいことをやる自由を追求するという点だったんじゃないの。その象徴が、「自由だ」と子ども姿のエレンがはしゃぎながら、その足元では地ならしで大勢の民衆を虐殺されているというシーンだったわけで。

これは、エレンも奴隷だったのだから、エレンに同情してやってくれとか、エレンにも理があるとか、そういう方向へ話を持っていくつもりなのかなぁ。

もう正直ここまで虐殺してしまったのだから、今更悲劇のヒーローにしてしまったところでどうにもならないでしょ。だったら、地ならしをしたかったからしたんだという個人の欲望を潔く認めて、悪人として描いたほうが、まだマシだと思うんだけど。

 

ウクライナで戦争が始まったときにも思ったんだけど、今回はガザ地区の戦争が再び激化している中で、進撃のアニメを見るのはなかなか辛いです…。パラディ島とパレスチナ問題は容易にリンクするからねぇ。

 

にしても、講談社は完結編ということで、アフターパーティとかいうオンラインイベントを大々的に企画しているみたいだけど、そんなムードになるのだろうか???

ただこれも、シリアスな社会問題と敢えて切り離そうとする意図を感じるのは私がうがった読者だからなのかなぁ? なんというか、「進撃はエンタメだし虚構なんだから、マジになるなよ~」というのが公式見解なんだろうな。あれだけ社会問題をガンガン盛り込んでおきながら、そりゃないでしょ、と思うけど。

 

なにはともあれ、あと2週間。アニメスタッフのみなさまはお疲れ様。