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ぬるい懐古オタクがだらだらと語るだけ。

アマゾンプライム(鋼鉄城のカバネリ&ヴィンランド・サガ)

ネットフリックスとファニメーションを止めた私ですが、アマゾンでよく買い物をするのでアマゾンプライムはまだ入っています。

でも、アメリカのプライムビデオのアニメセレクションは滅茶苦茶しょぼいです。しかも、英語吹替がある場合、日本語音声がないんですよ。これってひどくない? 英語吹替があるものは、比較的新しい作品が多いのですが、古くても有名作や子供向けの作品には英語吹替です。例えば、「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」は古いけれども有名作なので英語吹替のみで、日本語音声なし。つい最近「南の島のフローネ」が追加されたので、なつかしー!と思ってみてみたら、これも英語音声のみ。名作劇場大好きなので、がっかりです。

マルチ言語音声対応なのは、新エヴァのみなんですよね。あれは、日英以外の言語対応(しかも音声・字幕の両方)という気合の入りよう。新エヴァの最終作がアマプラで配信されると聞いたとき、けっこう不満でした。だって、どう考えてもアメリカのアマプラがアニメに力を入れているように見えなかったので。けっ、一点豪華主義かよ、と憤慨していたんです。

ただ、今思うに、一点豪華主義というより、アマプラの中の人でエヴァのかなり強火のオタクがいるんじゃないかと…。というのも、NHKで以前放送された、庵野監督のドキュメンタリー(2021年のプロフェッショナル)も配信されているんですよ。NHKのドキュメンタリーが単独でアマプラに配信されているのはかなり異例だよ。このドキュメンタリーをうっかり見てしまって、思いがけず胸がいっぱいになりました。なんだかんだ言って、私の20代はエヴァとともにあったような気がする。

 

で、庵野監督のドキュメンタリー以外で、最近アマプラで見たものはわずかに2作品のみ。日本語音声があるもので最近のもの、かつ私の興味範囲内の作品は正直少ないです。

  • 「鋼鉄城のカバネリ」(2016年)

進劇の荒木監督の作品です。 内容は進劇の影響がかなり見え隠れしていますなぁ。主人公の少年なんかまんまエレン?って感じ。音楽も澤野さんなので、既視感が増す感じです。正直、ストーリー展開にあまり面白味がない。

和風スチームパンクという世界観は悪くないんですが、2016年という比較的新しい作品にもかかわらず、微妙な古臭さがあるのはなぜか考えていました。おそらく、キャラデザの問題かな。目のキラキラの描き方や唇や鼻の陰のつけ方があか抜けないし、衣装も微妙。で、このキャラ原案が美樹本さんなのか…。美樹本さんのキャラは好きだし、80年代アニメにはぴったりだと思うんだけど、この2010年代ではアップデートが必要だと思いました。「閃光のハサウェイ」は上手に美樹本キャラをアップデートしていたのにね。

 

  • ヴィンランド・サガ(2019年)

ベルセルクと進劇を足して、ファンタジーと女の子(エロ)成分を抜き、トルメキア(漫画版の風の谷のナウシカ)風味を振り掛けたって感じ。

最初は結構退屈で、惰性で見ていました。女の子キャラが少ないうえに、ぱっとしなくて、女の子キャラ好きの私としては、イマイチ楽しいものがなくて辛かった。オッサンキャラは好きなんだけど、オッサンだけじゃあねぇ。基本的に男同士の絆とかあんまり興味ないんよ。(だから、BLに興味が持てないんだよね)

興味が湧きだしたのは、クヌートが出てきてから。実は男装の姫?とワクワクしながら見てましたけど、やっぱり女の子じゃなかったか…。残念! クヌートが実は男装の美少女だったら、私の好みドンピシャなのに。もっとも、クヌートが女だったら、クシャナ殿下のまんまパクリ(失礼!)なので、男なのはしょうがないか。

アシェラッドとトルフィンの関係は好きだけどね。でも、アシェラッド死んじゃったなぁ。ちょっとさびしいかも。

日本ではもうすぐシーズン2が始まるとのこと。めっちゃいいタイミングだね。でも、これ、リアルタイムでアマプラ配信されるんだろうか?

 

 

進劇はいつ再開するのかなぁ。秋アニメにはなかったから、冬シーズン?

秋からはガンダムの水星の魔女が始まるから、見なくっちゃ。大河内さんが脚本か…。コードギアスみたいな感じになるのかな? でも、あんまりギアス好きじゃないんだよなぁ。あ、そういえば、カバネリも大河内さん脚本だったなぁ。とりあえず、期待も否定もせず、フラットな気持ちで見ることにしたいと思います。