ああ、なんてことに。
三浦健太郎先生がご逝去されたとの一報を見て絶句しています。
ベルセルクは完結しないよな…と読者はみんな思っていただろうけど、でもそれでももっと先の話で、あと10数年はグダグダしながらも続きが読めると思っていたんだよ。
それなのに…。
私は妖精の島に向けてファルネーゼの婚約者たちと一緒に海を出たあたりで、読むのをやめてしまったんだけど、それまでは頑張って追いついていました。
最近、進撃にはまっていたけど、進撃も終わったから、そろそろベルセルクに復帰するかな~なんて呑気に考えていた矢先なので、ショックです。
エルヴィン・リヴァイ・ハンジの関係が、グリフィス・ガッツ・キャスカみたいだなと懐かしく思いだしていたところなのに。
あと、これも偶然なんだけど、最近、フィンランドのメロディック・スピードメタルのBeast in BlackというバンドのBerserkerというアルバムを気に入ってヘビロテしているんだけど、なんとアニメ版ベルセルクのファンで、このアルバムを作ったらしい。
はー、復帰しようとした矢先で、これか…。辛い。
この先、どう完結するのか、何かメモのようなものを残されていなかったんだろうか。
でも、闘病の末という感じではなくて、突然のご逝去のようなので、準備をする間もなかったと推測するけど…。
先が読めない読者もつらいけど、何よりも先生ご自身が無念だっただろうに。完結まで導けなかった編集部も無念だろうなぁ。
ベルセルクの一番の思い出はアニメ化する前に、編集部主催のファンを集めたイベントがあって、当時まだ東京で会社員をしていた私は、仕事を早く抜けて、イベントに駆け付けたんです。三浦先生はちょっとシャイで真面目そうな方だという印象だったな…。
このイベントは抽選制で、私は当選しなかったんですけど、当時、ベルセルクファンが集まる掲示板があって、そこで当たった方にチケットを譲っていただいた覚えがあります。あの当時は、まだ個人サイトが全盛期で、BBSで色々な話をしていたのが懐かしい…。
こうやって進撃の最終話を見届けた矢先に、長い間ファンだった(でも離脱してしまった)ベルセルクの未完を知って、本当に残念だ。でも、一番無念なのは三浦先生だよね。はあ、辛い…。