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ぬるい懐古オタクがだらだらと語るだけ。

ネットフリックスとファニメーションを止めた

色々忙しくて、6月にとうとうネットフリックスとファニメーションを止めました。

ちょうど6月に2週間ほど日本に帰国したということもあったので。(ちなみに、日本で「ククルス・ドアンの島」を見てきました!後でエントリー書きたいです)

結局、ネットフリックスもファニメーションも十分楽しめるだけの時間が全く足りなかったです。ファニメーションは進撃のFSを見るために入ったのですが、結局、4月でPart2が終わっちゃったし。いつFSのPart3は始まるんだろうか…。正直、Part3始まっても見たくないような気分。だってハンジさんが……のは見たくないんだよ!

 

ということで、やめる前に見たものの適当な感想!

1.韓国ドラマ「愛の不時着」(Crash Landing on You, 2019)

なぜかメロドラマが見たくなって、なんとなく見始めたらまんまとはまりました。

内容はまあ、ラブコメ的メロドラマで、北朝鮮の描写なんかかなりご都合主義とも思いましたが、そこらへんは目をつぶっても十分に楽しく見られました。

子どものころ、昼ドラで「華の嵐」とか「夏の嵐」とかいうメロドラにはまっていたことがあって、ビデオに録画して、学校から帰って真っ先に見るのが楽しみでした。そんなことをふと思い出したり。ああいうメロドラマって日本ではもう作らないのかなぁ。

個人的には、スイスで過去に偶然会っていたことがあるという展開は不要だと思いましたが、まあいいか。年に一回、スイスで密会という結末は、南北断絶の状況で考え得るベストなシナリオなんだろうなぁ。

ちなみに作業しながらのながし見(忙しいので…仕方ないんです)だったので、日本語吹き替えにしてみましたが、いい感じ。(まあ、韓国語は昔勉強したことがあるけど、すっかり忘れちゃったし、英語字幕見るくらいだったら、日本語音声のほうが翻訳はいいはず、という目論見もあったんだけど)セリちゃんの役は沢城みゆきさんが担当だったのね。声優さんが吹き替え担当だとストレスなく見れていい。

とにかくぐいぐいと引き込まれるし、全世界でヒットしたのも納得。ロケで結構予算かかってそうだけど、元はとれたんじゃないかな。

主役のお二人はその後、実生活でもご結婚されてお子さんも生まれたとのこと、めでたいねぇ!

 

2. バブル(2022)

荒木監督に、音楽は澤野さん、脚本は虚淵さんというラインナップで期待しないはずがない。で、見てみると……。うーん、正直、何の印象も残らなかった。映像は美しい。(廃墟の街が水に半分沈んでいるというビジュアルは大好物なのです。)アクションシーンも悪くないんだけど、内容がないよう。キャラの描写も薄くて、何を考えているのかよくわからないし、ストーリー展開も陳腐。まあ、映像美を楽しむ、背景アニメとしてなら悪くないけど。(ちょっとモダンなカフェとかでBGM代わりに流される映像?)

才能ある個人が集まっても、微妙なものしかできあがらなかったという非常に残念なケースかな。

 

3.Zガンダムの英語吹き替え版

映画やドラマは基本的に字幕にして、音声はオリジナル言語で見ることにしています。でも、ファニメーションにZガンダムの英語吹き替え版があったので、見てみました。うーん、正直イマイチ。俳優さんたちの演技が割合平坦というか、すごく淡々としている。シャア(クロトワ)は、池田さんのイケボがめちゃくちゃ恋しかったよ。ハマーン様も、榊原さんの独特のハスキーボイスがなくてさびしかった。なんというか、榊原ハマーン様のプライドの高さ&傲岸な小娘感が英語版では消えてしまっていて、普通に落ち着いた20代女性の声って感じで、つまらなかったな。

ちなみに、劇場版パトレイバー2の南雲隊長の吹き替えはすごくよかったんだ。なんでも、南雲さんや後藤さんの英語吹き替えを担当された俳優さんは、元々の榊原&大林ボイスにかなり寄せて演技をしてくださったという話を聞いたことがあるから、その努力の賜物なのか。まあ、そもそもキャスティングの段階で声質が似ている俳優さんを選んだスタッフの選択眼なのかもしれないけど。

勿論、吹き替え版が選択肢としてあるのは悪くないよ。英語字幕を読むのが大変な子どもや識字障害がある人でも、音声で映画やアニメを楽しめることは大切だ。

ただ、できる限り、原盤の音声も大切にしてくれると嬉しいけど。アマゾンプライムが最悪なのは、日本語のアニメにもかかわらず、英語音声しかないものが最近増えてきた。本当になんとかしてほしい。