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ぬるい懐古オタクがだらだらと語るだけ。

夏の終わり

なんということでしょう! 夏が終わってしまった。

この夏はアレルギーがいろいろ出て病院通いで終わってしまった感が。あーあ。

さっき夏学期がはじまったと思ったばかりなのに。

いろいろ計画を立てていたのに、何も終わってないよ……。特に書き物プランは未遂がほとんど。

アメリカの大学教員は9か月契約と12か月契約があって、9か月契約が主流だと思います。どちらにも良い点と悪い点があって、一概に是非は言い難いのですが。私も御多分にもれず、9か月契約の教員なので夏の3か月は自由なのです。(ちなみにお給料は12か月に分割して払ってもらっていて、健康保険だけはさすがに契約外の夏もカバーしています。アメリカでは健康保険は仕事に付随するもので、来年度も働く限りは保険は継続されることになっています)

じゃあ、まるまる3か月お休みでいいねぇ、というと、そう簡単なことではないんです。研究をする義務のない教員(たとえば講師)の方たちだと丸々お休みになるのですが、私は研究義務のあるポジションなので、夏の間は自分の研究をするというのがお約束。なので、夏は可能な限り万難を排除し、学期中はできない研究作業をするのですが…。特に私の在籍している二流の州立大学なんて学期中は教育と学務に追われて、夏しか研究する時間がないというのが現実。でも、契約期間外の夏に行った研究結果で、テニュア(終身在職権)や昇進が決まるというのが、理不尽というか、謎だといつも思っています。

 

この夏、予定していた通りに論文書きは進まなかったので、正直頭を抱えています。今までは、英語だから書くのが遅いのよね~と言い訳していましたが、実際は、言語にかかわらず書くのが遅いんだよね。二次小説は母語の日本語だけど、それでも書くのがめっちゃ遅いもん。結局、何語で書いても遅いということですね。遅筆なのは、研究者として致命的だな。

 

ということで、あと8月の終わりまで、二次小説を書き終えられるか、とりあえずやってみることにします。