Untitled

ぬるい懐古オタクがだらだらと語るだけ。クシャナ殿下と南雲隊長とハマーン様に愛が偏っています。

「那些年,我們一起追的女孩」(You Are the Apple of My Eye, 2011)

最近見た台湾映画で面白かったのが、ギデンス・コー監督の「那些年,我們一起追的女孩」(You Are the Apple of My Eye, 2011)です。

いい映画だと評判を聞いていたので見たいなと思っていたら、台湾人の同僚がフィルムスクリーニングを開催してくれたので有難く便乗しました。

監督の自伝小説をもとにしているんですが、なんというか男子高校生のリアリティが面白いですね。のっけから下ネタ満載で、すさまじく笑えます。前半部分は、特にテンポがよくて、まったく観客を飽きさせません。

時代背景もいいんです。インターネットや携帯電話が普及する前の学生の恋愛事情は、国が違えど似たようなものだなと懐かしく思い出します。

高校生が大学生になり、社会人になり、憧れだった女の子も結婚して…と成長していく様も、さりげなく技術の進化(携帯電話やブログの登場)と合わせて描かれていて、懐かしくて胸がいっぱいになります。

若者の青春恋愛映画とみせかけて、90年代のノスタルジアに溢れているので、私のようないい年した観客のハートをぐっと掴みます。今、恋愛真っ盛りの高校生や大学生が見ても楽しめますが、中年が見てもほろりとくる映画だと思います。

 

敢えて批判するなら、前半部分の疾走感が後半部分は減速して、ややだれた印象があります。前半部分のスピード感を維持するには、110分は少し長いので、ちょっとカットしてもよかったかも。

 

下ネタに眉を顰められる向きにはお勧めできませんが、スカッとしてテンポよく笑えて、そしてちょっとほろ苦いノスタルジーを感じたい方には超オススメです。