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ぬるいオタクのひとりごと。だらだら、まったり、マイペース。

ガンダムZZ再考 1

この夏、20年ぶりくらいに機動戦士ガンダムZZを見ました。欠点は勿論色々あるけれど、これほど冷遇される意味はわからないし、むしろ再評価されるべきではないでしょうか。

 

私はリアルタイムで見ていたはずなんですが、当時覚えているのはプルと一緒に地球に降下したあたりから。なので、ZZが酷評される一番の原因である前半のギャグパートを当時どう見たのか全く覚えていないんですよね。Zも見ていたはずなんですが、こちらも全く記憶にない。つまり、あの暗いZから突然ギャグに転じたZZへの転換を当時どう感じていたのか全く覚えていないというポンコツっぷりです。(まだ子どもだったんで仕方ないんですけど)

当時の大人な視聴者がこの前半部分で離れてしまったというのはわからないでもないんですが、今の視聴者はリアルタイムではないし、お気楽なZZの前半部分は割合冷静に見られると思います。

 

とりあえず、よかったところを書き出してみよう。

 

1)MSがカッコいい!(ただしネオ・ジオン側の)

ZZは私の好きなモビルスーツが多いんですよね。勿論、MSの好みなんて人それぞれですけど。

宇宙世紀のMSで、クィン・マンサはキュベレイ(白)の次に好きな機体です。かっこいいよね。是非白と紫とピンクで塗りなおして、ハマーン様にも乗っていただきたかったわ。ジュドーを瞬殺しちゃいそうだけど・・・。

バウ、Rジャジャ、ガズLRもかなり好き。私はデコラティブな機体が好きなんだと思う。

キュベレイは勿論ハマーン様の白キュベが一番好きですが、プルとプルツーのMk-IIもカラーリングが素敵だ。キュベレイ三姉妹は、この3人の関係を暗示している感じでよろしいですな。あと、最後のゲーマルク戦のときに、量産型キュベレイがファンネルのポッドを一斉にパタパタさせるのが、シッポをぱたぱた振っているみたいでかわええ~と不覚にも萌えてしまいました。

ネオジオンに比べて、エゥーゴ側のMSやるきなくね?プラモ売る気あんの?ってところにちょっと怒りが。あと、ZZの合体シーンもカッコ悪い。合体ロボって好みじゃないのよね・・・。

 

2)女の子がみんなかわいい!!!

かわいい女の子(一応ハマーン様も含む)がいっぱい!

妹(リィナ)、妹系ロリ(プル&プルツー)から幼馴染(エル)、先輩(ルー)、おっぱいお姉さん(キャラ)、メガネっ子(ミリィ)、電波系(ラサラ&サラサ)までよりどりみどり。他にもエマリーのような不倫系純情お姉さんや、ラスボス(兼ヒロイン)の怖いお姉さま系ハマーン様まで、よくもまぁこんなに女の子キャラそろえたもんだ。

でも面白いのが、ZZはガンダムシリーズの中では珍しく、きちんと女の子同士の関係を描いているんだよね。エルとルーのいがみ合い(でもなんだかんだ仲がいい)はリアルで、10代の女の子のじゃれあいらしくて微笑ましい。プルとリィナの関係はちょっと切ないな。ZZ放映当時はシャングリラの子供たちもプルも勝手なことばかりして、イライラさせられていたんだけど、それは私が彼らと同年代の子供だったからだと思う。大人になった今は、子どもっぽくてかわいいなぁと愛でていられます。

 

昔は、キャラ・スーンの色ボケぶり(?)が嫌いだったんですが、今はその憎めなさが大好き!洗濯女エピソードはすごく笑いました。ジュドーとキャラの関係は本当に微笑ましいし、最終決戦の時にジュドーがキャラに「死ぬなよ」と声を掛けるシーンが、彼の優しいところが出ていてすごくいいと思います。キャラ姉さんがハマーン様とジュドーの接点になっていれば、もう少しこのNT二人の繋がりがうまく描けたんじゃないかと思う。もっとも、彼女もハマーン様の内面を理解できるだけの聡明さと繊細さを持っていなかったからね・・・。ま、キャラ姉さんのそんなお気楽なところが可愛くていいんだけど。そして、そんな彼女を強化人間にしてしまったハマーン様の追い込まれっぷりが辛いね。

 

ZZの登場人物で白眉なのは、好き嫌いは別にして、文句なしにプルとプルツー。

放映当時、プルツーは好きだったけど、わがままなプルが嫌いでした。でも、今はそのわがままが切なくてかわいい。ジュドーがもっと甘やかしてあげられればよかったんだけど、それは無理だよね。彼も妹のリィナのことで精いっぱいだし、彼自身もまだ子供だもん。「重力下のプル」でプルとプルツーの戦うシーンはガンダムシリーズでも屈指の名バトルだと思う。当時の私もすごく悲しかったな。あと、プルツーが最後に死ぬシーンも。ブリッジの誰も気づいてあげられなかったなんて、辛いね。

ハヤト、プルツー、ラサラ、エマリーあたりは物語の展開上、死なせる必要がなかったと思う・・・。ネオ・ジオン側のキャラもマシュマーも、生きていて欲しかった。

ハマーン様は物語の展開上、死しか残されていないことはわかるけど・・・(涙)。もう少し救いがある最後だったらな・・・。

 ZZのハマーン様に関しては以下のポストで言及しています。

 

banana-snow.hatenablog.com

 

 

ZZという作品はZガンダムで片付けられなかったこと(エゥーゴとアクシズの戦い)を片付けるべき作品だったのですが、問題は途中で逆襲のシャアの企画が始まったので、逆シャアからも逆算しなくちゃならなかったので、色々大変だったと思います。

もともとは、グレミーのポジションがシャアの役割だったと聞きますが、その場合、Zみたいに、ハマーン様・シャア・ジュドーの三つ巴の戦いになっていたんですかねぇ。ジュドーが二人を倒すのか、ハマーン様だけ退場して、シャアは生き残るのか、どっちだったのかな。ハマーン様は最後に、分かり合えたジュドーをかばってシャアに殺されたらいいなと妄想しています。初代のアムロ・シャア・ララァのような三角関係なんだけど、シャアは引導を渡せてホッとできそうだし、シャアに殺されるなら、ある意味ハマーン様も納得できると思う。ただ、シャアは最後まで彼女を理解できないと思うし、ジュドーの方が彼女を理解していて、そんな彼女を理解しようともしなかったシャアに激怒して修正してやる!って感じだとハマーン様も救われるかしら。

 

とまあ、不遇の作品ZZではありますが、福井氏がユニコーンでZZの舞台をかなり使っているので(マリーダさんとか)少しは陽の目を見ている感じです。でも、複雑な気分です。UCに関しては、アニメ版しかまだ見ていなくて、小説は読んでいないのですが、福井氏の小説は∀ガンダムの小説版で私の地雷と化してしまったので。小説版ではマリーダさんの描写がエグイらしく、かなり躊躇しています。